刀剣乱舞で実装されている極では、修行に出た刀剣男士が24時間ごとに3通の手紙を送ってくれます。
それにより、今まで謎が多かった刀剣乱舞内での刀剣の解釈が明らかになっています。
手紙のネタバレ画像も満載!
手紙の内容を、ネタバレを交えて解説いたします。
手紙で明らかになった極の意外な修行先
出典:https://twitter.com/yuchamania/status/802169239092137984
刀剣乱舞で2016年5月より実装された極では、条件を満たした対象の刀剣男士が、修行道具一式を消費することにより、現実時間で96時間の修行に出発。
極となった状態で帰還します。
修行に出た刀剣男士は、帰還まで不在となりますが、24時間ごとに手紙を送ってくれます。
修行帰還アイテムである「修行呼び戻し鳩」を使用した場合や、読み返したい場合は「刀帳」ページの極前の該当刀剣男士のページで確認することができます。
「過去の持ち主のところへ修行に行く」という点は2016年12月時点で実装されている刀剣男士に共通している部分ですが、その理由や目的は様々。
各刀剣によって異なります。
~~ここからネタバレ~~
例えば五虎退は、上杉謙信が上洛した際に、正親町天皇より拝領したとされる刀です。
自身の持つ逸話のように「虎を倒せるくらい強くなりたい」と向かった修行先は上杉謙信のところ。
あまりの懐かしさに泣き始めてしまった五虎退に、「虎」の名前を持つ謙信自身がけいこをつけ、5本取れたら五頭の虎を倒したことになるのでは、と提案します。
三通目の手紙では謙信は亡くなってしまいますが、手紙の文面からは人の生と死を、思いを受け継いだ五虎退の強い意志を感じることができます。
最も意外な修行先だといわれたのが、厚藤四郎。
自身のセリフにもあるとおり、持ち主に有名武将が多い刀です。
中でも豊臣秀吉より切腹を命じられたとされる甥の豊臣秀次が所持していたという説があり、切腹の際は汚すのが忍びないと厚藤四郎で腹を切らず、厚藤四郎を拝領した小姓の山田三十郎が使用して自害した、という逸話が残っています。
ファンの多くはこの豊臣秀次の元に修行に行くと考えていたようですが、実際に向かった先は黒田家。
黒田如水や官兵衛の名で知られる黒田孝高の元です。
知謀で名高い元主の元で修行をすることにより、主である審神者の補佐をする能力を高めようとします。
修行時期にはすでに厚藤四郎は黒田孝高所有ではないことから、歴史考証や設定の矛盾などが話題となりました。
しかし、元々面倒見が良く明るい性格の厚が、審神者を支えようと思って選んだ修行先である、と考えるとキャラクターにあった修行先であるといえます。
手紙ネタバレ!元主たちとの邂逅に賛否両論
出典:https://twitter.com/amamiya_w/status/795997032330788869
刀剣乱舞では、刀剣男士たちが元の主の事で多くを語ることはありません。
由来を調べ、どう考えていたのか、どういった設定になっているのかを考察、想像するユーザーにゆだねている部分が多くあります。
~~ここから再びネタバレ~~
修行先をネタバレしますと、
秋田藤四郎は秋田実季、
厚藤四郎は黒田孝高、
五虎退は上杉謙信、
乱藤四郎は細川勝元、
前田藤四郎は前田利政、
薬研藤四郎は織田信長、
今剣は源義経。
平野藤四郎や愛染国俊は江戸城からそれぞれの元持ち主へ下賜されたり、贈られたりする場面となっており、小夜左文字は逸話の由来となっている復讐を果たした男の元ではなく、名前を付けた元の主である細川幽斎の元へ修行に向かいました。
前田藤四郎の手紙では、前田利政が高齢だったらしく「耄碌」という言葉が使われたことで論争が巻き起こりました。
極は修行による精神成長がそのまま力になっている、と解釈できる部分があります。
五虎退や厚藤四郎のように何かを学んで帰ってきたり、乱藤四郎や薬研藤四郎、小夜左文字のように人とは何か、自分はどうするのかという何かの在り方を学んだり、自身の気持ちに区切りをつけた刀がいる一方で、秋田藤四郎のように過去の心残りを果たそうとした刀もいます。
秋田藤四郎の元主、秋田実季は秋田県北部に領地を持つ戦国大名でしたが、江戸幕府以降は常陸宍戸藩の藩主に。
晩年は不遇で、伊勢国にて蟄居を命じられ人形を話し相手に過ごしたといわれています。
秋田藤四郎もしまい込まれていたのでは、と言われています。
手紙で秋田藤四郎は、秋田実季が蟄居していた屋敷の前にいる、と言います。
なんとか中にいる秋田実季と話をしようとしている様子が綴られています。
結局話をすることはできませんでしたが、文をしたためて紙飛行機にし、紅葉を挟んで飛ばします。
これが歴史改変になるのなら折れてもいい。
そんな強い思いを抱いた前の主との心残りを果たし、審神者の元に戻ってきます。
新事実も判明!刀剣乱舞 極の手紙
刀剣乱舞では焼失が確定している刀、または現在所在不明な刀も複数実装されています。
その中でも扱いが曖昧だった今剣、薬研藤四郎に関する新事実が、極化によって明らかになりました。
~~ここからネタバレ~~
今剣は源義経の元へ修行に行き、自身が人の思いや逸話の中で作られた存在であり、実在しない刀であることを知ります。
薬研藤四郎は織田信長の元へ修行に行き、信長という人物を観察、いずれは本能寺の変が起こる京都へ向かう信長の背を見送ります。
薬研藤四郎は本能寺の変焼失説のほか、後に秀吉の手に渡り大阪城で焼失した説など、その行方について様々な説があります。
刀剣乱舞では本能寺の変焼失説を採用されたと思わしき文面となっており、薬研藤四郎自身が主人の腹を切らないという逸話を「背負っている」と書いたとおり、主の腹を切らないのに、本能寺で信長を自害させた。それが自身の重荷になっていると考えることも出来ます。
今剣は極となり、審神者の元で本当の主の刀になるために、薬研藤四郎は改めて今の自分にできることを成すために戻ってきます。
現存する刀剣をモチーフとした刀剣男士たちよりも設定が特殊なせいか、より「審神者の刀」という側面が強くなったともいえます。
手紙によって明らかになった設定や、刀剣男士たちの心情は、審神者に多くの影響をもたらしました。
概ねは好意的に受け入れられており、より刀剣男士への愛着が深まったという審神者も多いでしょう。
様々なことを受け入れ、学び、成長した刀剣男士たちだからこそ、強くなったといえる、「修行」はそんなシステムになったといえそうです。
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